きよくらの備忘録

「三日坊主と呼ばせない!日記」改め。主にソフトウェア開発関連の話題。

設計書書くならExcelじゃなくてxxxを使え

タイトルは例によって半分釣りです。

先日久しぶりに当blogのアクセス解析などを見てみました。ここ数年このblogの毎月の検索キーワードのトップはずっと「EXCEL+オートシェイプ+検索」「EXCEL+オブジェクト+検索」のツートップだったのですが、その状態は相変わらずでした。恐らく検索に引っかかっているであろう『Excelのオートシェイプ中の文字を検索する方法』から5年以上経つのにも関わらず…です。


Excelで作成された設計書やらフローチャートやらシーケンス図やらクラス図やらER図やら…と昼夜問わず向き合っておられる方々の苦労がしのばれて、業界の業の深さすら垣間見えてしまう気がする…のは私の考えすぎでしょうか。Excel方眼紙、滅ぶべし。



…それはともかく、件のエントリでも「検索が必要になるようなものをExcelで作るな」的なことを書きましたが、じゃあ、何で作ればいいのでしょうか。



実はどうやら意外と知られていないようなのですが、Wordの場合はオートシェイプに書き込んだ文字もちゃんと検索してくれます。この通り。

そしてさらに、PowerPointVisioそれどころかPublisherでさえも同様にオートシェイプ内のテキストを検索可能だったりします。…ご存知でしたか??

そうなんです。Officeファミリーのプロダクトの内で唯一*1オートシェイプ内のテキストを素直に検索できないプロダクトがExcelだったんです。


なんということでしょう。更なる業の深さを感じませんか?




ということで、タイトルはどちらかというと「設計書書くならExcel以外を使え*2」でした(ぉ

*1:ドキュメント内でオートシェイプを普通に扱うプロダクトのうち、という意味で。若干扱うの違うOneNoteや、InfoPathとかAccessなんかは除いています

*2:Excelをマクロと組み合わせて設計書兼DSLとして使う場合なんかは別に良いとは思うんですけどね