きよくらの備忘録

「三日坊主と呼ばせない!日記」改め。主にソフトウェア開発関連の話題。

VMware Workstation Playerに商用利用可能な有償ライセンスってあるんですね(知らなかった)

少し仮想マシンで検証したかったことがあったためVMware Workstation Playerを試し、要件を満たせることが分かったのでVMware Workstation Proを購入しようと思い立ちました。

VMware Workstation Player の有償・商用可能ライセンス

VMware Workstation 16 Proのオフィシャルストアで購入しようとしたのですが、ライセンス種別のプルダウンをみてみると、『VMware Workstation Playerからのアップグレード』なる記述が。

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一瞬混乱したのですが、なるほど、現在はVMware Workstation Playerにも商用利用可能な有償ライセンスがあるんですね。 store-jp.vmware.com

そういえばだいぶ前にPlayer Plusとかいう名前で商用利用可能な有償ライセンス版が出た話があったような記憶がおぼろげに……。

ともあれ、微妙に安いPlayerでもいいかなと一瞬思ったのですが、やはり最低でもスナップショット機能は欲しいしこれによる効率化は十分差額分以上の価値があると判断して、結局Proを購入しました。

VMware Workstation Player → VMware Workstation Proはサイドバイサイドで利用できる

VMware Workstation PlayerとVMware Workstation Proは製品としては別物なので、『VMware Workstation Playerにライセンスキーを入力するとProの機能が解禁される』というものではありません。 VMware Workstation Playerを既にインストールしている状態でVMware Workstation Proをインストールしても、上書きインストールされることもなくサイドバイサイドで利用できますし作成済みのVMが勝手にインポートされることもありません。

2022年3月時点:Windows 7でWindows Updateできるようにする

2022年3月時点でWindows 7 with SP1を新規インストールをしても、そのままではWindows Updateに失敗する。

いくつかのサイトをググったところ*1、いくつかのKBを充てることでWindows Update可能になった。

これらを適用するととりあえず2022年3月時点ではWindows Updateが完了した。 また、上記を適用しない状態だとVMWareの仮想マシン上のWindows 7でVMWare Toolsのインストールに失敗するという症状も経験した。

Windows 7仮想マシンでVMWare Toolsのインストールに失敗する場合は上記4つのKBのインストールを試みるとよいかも。

*1:いろいろ渡り歩きながら試行錯誤した結果、参考元サイトがわからなくなった……

Vostro 5502 のメモリを8GB→32GBに増設

去年の6月に購入したDELL Vostro 5502 のメモリを8GB→32GBに増設した

経緯とか諸々

  • 微妙な時期に価格と短納期最優先だったので8GBで妥協していたがやはり8GBだとギリギリ過ぎてきつかった
  • PC買い替えも検討したがノートPCの出番が減っているのでそこにコストをかけるのも躊躇われた
  • 64GB載せることも考えたCPUが弱めなので用途と寿命考えると過大という判断
  • 購入したのはシリコンパワーのDDR4-3200 (PC4-25600) 16GB CL22 ×2枚
    • 購入はAmazonで¥16,500-

取り付けについて

裏反して見えているビスを外し(ヒンジ両サイドの2つは緩むけど抜けなかったのでそのままにした)、やんわりホールドされてる裏ブタを爪とかドライバーでこじあける。 ヒンジのところが今くはずれなくて(パキッといきそうで怖かった)少し悩んだけど、半開きでもメモリスロットにはアクセスできたのでそのままの状態で交換&増設。

特に問題もなく晴れて32GBに。普段の仕事ではdocker使ってもしんどくない状態になったのでよし。

とりあえずもう3年くらいは頑張って欲しい。

Marvel Super Heroes 2 Player Countercade : USBコントローラー接続についてのメモ

2P側の側面にはTYPE-AのUSB端子が用意されており、外部コントローラーを接続して利用することができます。しかしこの機能についてオフィシャルサイトや市品同梱のインストラクションカードにも詳しい説明は書かれていません。

使えるコントローラーや機能など、とりあえず試してわかった範囲のことをメモしておきます。

ポイント

ポイントとしては4点です。

  • 主にXBOX OneとPS4/PS3コントローラーが使用可能
  • キーアサインの変更機能は無い
  • 外部コントローラーからのみ独立したMENUボタンが利用可能
  • 1P/2Pともに切り替えて使用可能

 

接続と解除

起動後に任意のタイミングでUSBポートにコントローラを接続し、認識されると画面右下にコントローラのアイコンが表示されます(どうでもいいですがxboxっぽいアイコンですね) f:id:kiyokura:20220309095651p:plain

対応していないコントローラの場合、接続してもこのアイコンが表示されません*1

取り外す場合は、同じように徐に抜けばOKです。抜くとこのようなアイコンが表示されます。 f:id:kiyokura:20220309095703p:plain

 

使用可能なコントローラーについて

利用可能なコントローラーについての仕様等は私が知る限るオフィシャルサイト含めてどこにも明記されていませんでした。ですのでではっきりしたことは言えないのですが、少なくと現時点で動作確認してみたUSBコントローラは以下となっています。

  • 正常に動作
    • XBOX One : XBOX One 純正コントローラー(4N6-00003)
    • PS4 : 純正コントローラー
    • PS4 : HORI ワイヤードコントローラーライト for PlayStation4
    • PS3 : 純正コントローラー
  • 認識はするが正常に利用できない
    • XBOX 360 : HORI ソウルキャリバーIVジョイスティック
      • 本来大Kに割当たるはずのRTが反応しない(大Kが使用不可)
      • RBがサブボタンというレイアウトでアサイン変更できない
    • XBOX 360 :HORI バーチャファイター5
      • 同上
    • PS3 : HORI Real Arcade Pro 3
      • スティックは反応するがボタンが反応しない/大Kが押しっぱなしになる
    • Switch : HORI ホリパッド for Nintendo Switch
      • スティックは反応するがボタンはほぼ反応しない(なぜかRステック上で大Kが反応するだけ)
    • Retroflag Classic USB Controller-J(Xinputモード)
      • 大Kがどのボタンにも割当たっておらず使用不可
  • 認識しない
    • 一般的なDirect Input対応のゲームパッド
    • Buffalo製/ELECOM製/Retroflag Classic USB Controller-J(DirectXモード)/……等々
    • Retro-Bit Sega Genesis 6Bパッド
    • メガドラミニ付属6Bパッド

上記から安パイはXBOX One/PS4/PS3といえそうですが、これらも純正パッド以外は試してみないと何とも言えない感じがします。

ちなみに、USB-HUB経由で2台繋げて1P/2Pで利用できないかも試してみましたが、手持ちのUSB-HUBではコントローラーとも認識はするものの、割当たるのは1Pか2Pのいずれか一方だけでした。残念。

 

キーアサイン

各コントローラーに以下のように割当たっていました。

機能 XBOX One PS4(PS3)
上下左右 左スティック・十字キー 左スティック・十字キー
小P X
中P Y
大P RB R1
小K A ×
中K B
大K RT R2
START START OPTION(START/PS)
MENU BACK SHARE(SELECT)

キーアサイン(ボタンアサイン)を変更する機能は無いので、接続するコントローラーによっては非実用的なアサインになっている可能性があります。

 

独立したMENUボタンが有効になる

ゲーム中にゲームのリセットやトップメニューに戻るためのMENUを呼び出したい場合、本体コントロールデッキのスタートボタンを長押しをする必要があります。 しかしUSB接続したコントローラの場合は、独立したMENUボタンが割りあたります。XBOX系の場合はBack、PS4の場合はShare/SELECTボタンが相当します。

 

1P/2Pの切り替えについて

USBポートにコントローラを接続するとまずは2P用として認識されます。 これを切り替えるには一旦ゲームを選択後、ゲームごとのMENUに入る必要があります。

何らかのゲームを選択後、USB端子に対応したコントローラーを差し込んだ状態でMENU(1Pの👤ボタン長押し、もしくはUSBコントローラのMENUボタン押下)でメニューを表示すると、以下のように「SWAP Controller」という項目が表示されます。

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ここを選択することで、1P/2Pを切り替えることができます。

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ピントが合ってなくて申し訳ないですが、1Pと2PでUSB CONTROLLERが入れ替わっているのが解ります。

*1:一瞬処理落ちするので電気的に認識しているようには感じられる

Arcade1Up Marvel Super Heroes 2 Player Countercade レビュー

そんなこんなで購入したCountercade MSHを雑にレビューしてみたいと思います。

製品のオフィシャルサイトはこちらです: https://arcade1up.com/products/marvel-super-heroes-2-player-counter-cade

梱包と外箱

メーカーからの出荷梱包がこんな感じです。梱包サイズや重量が印字されてます。

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サイズはメートル法に直すと概ね以下です。

  • 寸法: 47cm D x 37cm W x 51cm H
  • 重量:8.1kg

実際に持ってみると大きさの割に軽く感じました(あくまで個人の感想)。

メーカー出荷梱包から取り出すと化粧箱が現れました。レギュラーのArcade1upと異なり組み立て済みの姿で入ってます。電源を接続するだけですぐに遊べるのはいいですね。 f:id:kiyokura:20220307231039p:plain

LCD(をカバーするアクリルパネルの)表面には製造・輸送時用の保護フィルムが張られています。このフィルムにはゲームのスクリーンショットが印字されてたりするので、おそらく店頭ではこの状態でディスプレイする想定なのでしょう。

本体の他の付属品はACアダプタとインストラクションカード、保証書とシンプルです。インストラクションカードと保証書は「英語版」と「フランス語・スペイン語版」でそれぞれ1セットずつ、計2セットが入っていました。

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外観・筐体

正面から

全体の外観とサイズ感はこんな感じです。 2P分のコンソールがあるのでちょっと横広になってます。 f:id:kiyokura:20220307231914p:plain

LCDは4:3の8インチ。個人的なこの距離感なら十分なサイズです。 ちなみに上部のマーキーは発光します。

コンパネの下部に収録されているゲームのロゴが貼ってあります。

写真撮るの忘れてたので割愛しますが、側面はサノス様がプリントされています。

コントロールデッキ(コントロールパネル)

コントロールデッキのレイアウトはこちら。 f:id:kiyokura:20220307232136p:plain

多くのArcade1upと同じでレバーはナス型、ボタンは28Φの凹型ボタンです。ピッチはギリギリに詰め込んだ感じで6Bも傾斜がなく直線配置。このあたりはコストとサイズと強度のバランスを考えればしょうがないところでしょう。 電源ボタンはハードウエアスイッチですが、ボリュームはソフトウェアスイッチになっています。

ボタンとレバーの操作感は、日本のゲームセンターの標準的な格闘ゲーム用筐体や昨今の高品質のコンシューマー向けジョイスティックと比べると劣ってしまうので、格闘ゲームとして本格的に楽しみたい場合はなんらか改造や交換を行うのが現実的かもしれません。

コントロールデッキの側面

f:id:kiyokura:20220307232924p:plain コンソールの左側面(1P側)には3.5mmのステレオヘッドホン端子があります。本体スピーカーはモノラルですがここからはちゃんとステレオで出力されていました。

f:id:kiyokura:20220307233127p:plain コンソールの右側面(2P側)には2P用外部コントローラー接続のためのUSB端子があります。 公式サイトにもインストラクションカードにも特にこれといった情報は無いのですが、手元で軽く試した限り使用できるUSBコントローラーは主にXBOX(XInput)やPS4向けに限られているようです。またcountercade側でボタンアサインを変更する機能は存在しない点も注意が必要です。

完全に早合点していましたが、ゲーム個別のメニュー内で1P/2Pを切り替えることができました。詳しくは後日別途書こうと思います。

背面

背面はAC各種表記のステッカーとアダプタ接続端子のケーブルが伸びています。 f:id:kiyokura:20220307233343p:plain

写真で見切れてしまっていますが、ケーブルの先にコネクタがありACアダプタと接続する形になります。

底面

底面はこんな感じ。 f:id:kiyokura:20220307233639p:plain 真ん中あたりにモノラルスピーカーが見えます。ゴム足の前後は24cm程度でしたので、奥行き25㎝あれば載せることができます(安定感は別として)。

ACアダプタ

ACアダプタは小さくて割とすっきりしてます。 f:id:kiyokura:20220307233532p:plain 電源規格は出力5V/3A。入力はAC100V~240Vと日本でも問題なく使用可能です。

サイズ比較等

Arcade1up のレギュラー筐体、イーグレットツーミニ、アストロミニと並べてみました。 f:id:kiyokura:20220307234028p:plain

日本の住宅事情でも問題になりにくいほど良いサイズ感ではないでしょうか。

電源投入

電源を投入すると、まず上部のマーキーのバックライトが発光し、少しするとLCDにArcade1upのロゴが表示されます。 f:id:kiyokura:20220307234342p:plain

この時、そこそこのボリュームで起動音というかジングルが鳴るのですが、ボリュームこのタイミングでは調整できないので注意が必要です。集合住宅や家人が寝静まってるときにこっそりやりたい場合はヘッドホン端子に何か接続しておくのが良いと思います。

しばらくするとゲーム選択や設定を行うことができるメニュー画面が表示されます。 f:id:kiyokura:20220307234706p:plain

含まれているゲームは以下の4つです。すべて英語版で言語設定は変更できません。

  • Marvel Super Heroes
  • X-Men vs Street Fighter
  • Marvel vs Capcom
  • The Punisher

ゲームを選択すると操作説明画面を挟み、少々のローディング時間後にそれぞれののゲームが起動します。 f:id:kiyokura:20220307235140p:plain f:id:kiyokura:20220307235220p:plain

設定可能項目等

ある程度の設定変更は可能になっています。ゲームごとの設定可能項目は以下です。

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あまり細かくは設定できませんが、カジュアルに遊ぶ分にはこの程度あれば十分だと思います。

 

まとめ

個人的には概ね満足していて、個人輸入した甲斐と価値はあったと実感しています。

サイズ感についても、

  • 画面サイズ
    • 目との距離を考慮すれば老眼の入り始めた自分的にも十分なサイズ
  • コンパネ
    • ゲーセン感覚でプレイできるギリギリの小ささをキープ(駄菓子屋筐体的なイメージ)
  • 全体の重さと大きさ
    • プレイする時だけ棚や押し入れから出して終わったらすぐしまうのが苦ではないぎりぎりいっぱいのサイズ

という感じで、基本的に満足しています。インテリアも兼ねてとして常設するにしてもArcade1upほど場所をとったり模様替えが大変というわけでもありません*1

唯一の不満点はコンパネのレバーやボタンの品質やレイアウトですが、部品については大半のArcade1upで同じですし、レイアウトについてはこのサイズなので文句を言っても仕方ないで点です。こだわる人や気になる人は改造や部品交換をすると良いのではないかと思います。自分は本体のものはこのままにして、外付けでスティックを増設できるようにしようかなどと思っています(まだ構想中)。

*1:レギュラーのArcade1upはシンプルな筐体のライザーなしの状態でも25kg程度あるので家の中で別の部屋に移動する時とか結構大変