きよくらの備忘録

「三日坊主と呼ばせない!日記」改め。主にソフトウェア開発関連の話題。

3.5インチFDが雑誌付録のメインストリームだったのはわりと短めだったよねという話

しばらく前にtwitterのタイムラインで、確かirofさんの https://twitter.com/irof/status/1491317395130302465 の後にエアリプで「FDやろ」「5インチな」的な、インターネット老人会的な会話がなされたことがありました。

その際、『とはいえ雑誌付録として3.5インチFDが添付されていた時期は案外と短かった』というイメージあり、自分のおぼろげな記憶では以下のような感じだったという気がしていました。

  • (自分がPC誌を定期購読し始めた)90年前後は雑誌付録に3.5インチFDの同梱がみとられていなかった(はず)
  • 当時3.5インチFDは別冊のようなムック扱いのものにのみ添付されていた
  • 90年代半ばころに解禁(?)されたが、割とすぐにCD-ROMに置き換わった

で、とりあえず調べてみることしたのですが……。

とりあえずCマガジンはKindle Unlimitedにバックナンバーがそろっていたこともありすぐにわかったのですが、もう一つくらい他の雑誌の例が欲しい……しかし自分が買ってた記憶があるOh!PCもバックナンバーが見当たらなかった……のでそこでそのまま放置してました。

それがつい昨日、家の物置で探し物をしていたら偶然94年~98年くらいのOh!PCのバックナンバーが発見さ、無事確認することができました。 ので、とりあえずこれら二つについて忘れないうちにメモしておきます。

月刊C MAGAZINE

まずはCマガこと月間C MAGAZINEです。開発環境は有償というのが当たり前だった1990年代、Cマガ付録の「LSI-C 86試食版」でC言語を学んだ方も少なくないですよね。 私の手元には2000年以降のバックナンバーしかなかったのですが、先にも書いた通りKindle Unlimitedに全号登録されていたので簡単に調べれました。確認法等は奥付あたりの次号の予告ページと、その少し前にメディアの使いかたやメディアコンバートサービス*1の案内の記述内容から行いました。

結果は以下の通り:

  • 創刊の1989年10月~1994年6月号までは5インチFD
  • 1994年7月号~1996年12月号まで3.5インチFD
  • 1997年1月号~最終の2006年4月はCD-ROM

つまり、C MAGAZINEに3.5インチFDが付録として添付されていたのは2年半だったようです。

Oh!PC

こちらも手元のバックナンバーの表紙の記述や巻末のメディアコンバートのお知らせ等の記述内容からの判断しました。

  • 94年の5/15号まで5インチ*2
  • 94年の6/1号から3.5インチ
  • 95年の12/15号まで3.5インチ
  • 96年の1/1・15合併号からCD-ROM

という結果でした。

従ってOh!PCのに3.5インチFDが付録として添付されていたのは1年7か月でした。

まとめ

サンプル数2なので一般化できる話とは思っていませんが、とはいえその他の雑誌も同じような感じで2年~せいぜい3年間くらいだったのではないかとおもいます。案外短くないです?(個人の感想)

当時を思い起こすと、93~94年時点ではパソコンユーザーにとって(FM-TOWNSユーザー以外には)CD-ROMはさほど一般的な媒体とは言えなかったと思いますが、95年末にWindows 95が発売された前後あたりでは急に普及率が上がり96年に発売されたWindows 95プリインストールのマシンではごく一般的な装備になっていたという印象があります。もしかしたらもう少し前からだったかもしれませんが。

CD-ROMは雑誌付録メディアとしても薄いし大容量だしおそらくは媒体自体のコストも低くなっていいったため、結果として3.5インチFDの雑誌付録媒体としての寿命はごく短く終わってしまったのではないでしょうか(しらんけど)

*1:当時、3.5インチ/5インチのどちら一方のドライブかしか所持していない読者のために、実費程度でコンバートしたメディアを送付するサービスを実施している雑誌が珍しくなかった

*2:当時Oh!PCは月二回発行だった

VMware Workstation Playerに商用利用可能な有償ライセンスってあるんですね(知らなかった)

少し仮想マシンで検証したかったことがあったためVMware Workstation Playerを試し、要件を満たせることが分かったのでVMware Workstation Proを購入しようと思い立ちました。

VMware Workstation Player の有償・商用可能ライセンス

VMware Workstation 16 Proのオフィシャルストアで購入しようとしたのですが、ライセンス種別のプルダウンをみてみると、『VMware Workstation Playerからのアップグレード』なる記述が。

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一瞬混乱したのですが、なるほど、現在はVMware Workstation Playerにも商用利用可能な有償ライセンスがあるんですね。 store-jp.vmware.com

そういえばだいぶ前にPlayer Plusとかいう名前で商用利用可能な有償ライセンス版が出た話があったような記憶がおぼろげに……。

ともあれ、微妙に安いPlayerでもいいかなと一瞬思ったのですが、やはり最低でもスナップショット機能は欲しいしこれによる効率化は十分差額分以上の価値があると判断して、結局Proを購入しました。

VMware Workstation Player → VMware Workstation Proはサイドバイサイドで利用できる

VMware Workstation PlayerとVMware Workstation Proは製品としては別物なので、『VMware Workstation Playerにライセンスキーを入力するとProの機能が解禁される』というものではありません。 VMware Workstation Playerを既にインストールしている状態でVMware Workstation Proをインストールしても、上書きインストールされることもなくサイドバイサイドで利用できますし作成済みのVMが勝手にインポートされることもありません。

2022年3月時点:Windows 7でWindows Updateできるようにする

2022年3月時点でWindows 7 with SP1を新規インストールをしても、そのままではWindows Updateに失敗する。

いくつかのサイトをググったところ*1、いくつかのKBを充てることでWindows Update可能になった。

これらを適用するととりあえず2022年3月時点ではWindows Updateが完了した。 また、上記を適用しない状態だとVMWareの仮想マシン上のWindows 7でVMWare Toolsのインストールに失敗するという症状も経験した。

Windows 7仮想マシンでVMWare Toolsのインストールに失敗する場合は上記4つのKBのインストールを試みるとよいかも。

*1:いろいろ渡り歩きながら試行錯誤した結果、参考元サイトがわからなくなった……

Vostro 5502 のメモリを8GB→32GBに増設

去年の6月に購入したDELL Vostro 5502 のメモリを8GB→32GBに増設した

経緯とか諸々

  • 微妙な時期に価格と短納期最優先だったので8GBで妥協していたがやはり8GBだとギリギリ過ぎてきつかった
  • PC買い替えも検討したがノートPCの出番が減っているのでそこにコストをかけるのも躊躇われた
  • 64GB載せることも考えたCPUが弱めなので用途と寿命考えると過大という判断
  • 購入したのはシリコンパワーのDDR4-3200 (PC4-25600) 16GB CL22 ×2枚
    • 購入はAmazonで¥16,500-

取り付けについて

裏反して見えているビスを外し(ヒンジ両サイドの2つは緩むけど抜けなかったのでそのままにした)、やんわりホールドされてる裏ブタを爪とかドライバーでこじあける。 ヒンジのところが今くはずれなくて(パキッといきそうで怖かった)少し悩んだけど、半開きでもメモリスロットにはアクセスできたのでそのままの状態で交換&増設。

特に問題もなく晴れて32GBに。普段の仕事ではdocker使ってもしんどくない状態になったのでよし。

とりあえずもう3年くらいは頑張って欲しい。

Marvel Super Heroes 2 Player Countercade : USBコントローラー接続についてのメモ

2P側の側面にはTYPE-AのUSB端子が用意されており、外部コントローラーを接続して利用することができます。しかしこの機能についてオフィシャルサイトや市品同梱のインストラクションカードにも詳しい説明は書かれていません。

使えるコントローラーや機能など、とりあえず試してわかった範囲のことをメモしておきます。

ポイント

ポイントとしては4点です。

  • 主にXBOX OneとPS4/PS3コントローラーが使用可能
  • キーアサインの変更機能は無い
  • 外部コントローラーからのみ独立したMENUボタンが利用可能
  • 1P/2Pともに切り替えて使用可能

 

接続と解除

起動後に任意のタイミングでUSBポートにコントローラを接続し、認識されると画面右下にコントローラのアイコンが表示されます(どうでもいいですがxboxっぽいアイコンですね) f:id:kiyokura:20220309095651p:plain

対応していないコントローラの場合、接続してもこのアイコンが表示されません*1

取り外す場合は、同じように徐に抜けばOKです。抜くとこのようなアイコンが表示されます。 f:id:kiyokura:20220309095703p:plain

 

使用可能なコントローラーについて

利用可能なコントローラーについての仕様等は私が知る限るオフィシャルサイト含めてどこにも明記されていませんでした。ですのでではっきりしたことは言えないのですが、少なくと現時点で動作確認してみたUSBコントローラは以下となっています。

  • 正常に動作
    • XBOX One : XBOX One 純正コントローラー(4N6-00003)
    • PS4 : 純正コントローラー
    • PS4 : HORI ワイヤードコントローラーライト for PlayStation4
    • PS3 : 純正コントローラー
  • 認識はするが正常に利用できない
    • XBOX 360 : HORI ソウルキャリバーIVジョイスティック
      • 本来大Kに割当たるはずのRTが反応しない(大Kが使用不可)
      • RBがサブボタンというレイアウトでアサイン変更できない
    • XBOX 360 :HORI バーチャファイター5
      • 同上
    • PS3 : HORI Real Arcade Pro 3
      • スティックは反応するがボタンが反応しない/大Kが押しっぱなしになる
    • Switch : HORI ホリパッド for Nintendo Switch
      • スティックは反応するがボタンはほぼ反応しない(なぜかRステック上で大Kが反応するだけ)
    • Retroflag Classic USB Controller-J(Xinputモード)
      • 大Kがどのボタンにも割当たっておらず使用不可
  • 認識しない
    • 一般的なDirect Input対応のゲームパッド
    • Buffalo製/ELECOM製/Retroflag Classic USB Controller-J(DirectXモード)/……等々
    • Retro-Bit Sega Genesis 6Bパッド
    • メガドラミニ付属6Bパッド

上記から安パイはXBOX One/PS4/PS3といえそうですが、これらも純正パッド以外は試してみないと何とも言えない感じがします。

ちなみに、USB-HUB経由で2台繋げて1P/2Pで利用できないかも試してみましたが、手持ちのUSB-HUBではコントローラーとも認識はするものの、割当たるのは1Pか2Pのいずれか一方だけでした。残念。

 

キーアサイン

各コントローラーに以下のように割当たっていました。

機能 XBOX One PS4(PS3)
上下左右 左スティック・十字キー 左スティック・十字キー
小P X
中P Y
大P RB R1
小K A ×
中K B
大K RT R2
START START OPTION(START/PS)
MENU BACK SHARE(SELECT)

キーアサイン(ボタンアサイン)を変更する機能は無いので、接続するコントローラーによっては非実用的なアサインになっている可能性があります。

 

独立したMENUボタンが有効になる

ゲーム中にゲームのリセットやトップメニューに戻るためのMENUを呼び出したい場合、本体コントロールデッキのスタートボタンを長押しをする必要があります。 しかしUSB接続したコントローラの場合は、独立したMENUボタンが割りあたります。XBOX系の場合はBack、PS4の場合はShare/SELECTボタンが相当します。

 

1P/2Pの切り替えについて

USBポートにコントローラを接続するとまずは2P用として認識されます。 これを切り替えるには一旦ゲームを選択後、ゲームごとのMENUに入る必要があります。

何らかのゲームを選択後、USB端子に対応したコントローラーを差し込んだ状態でMENU(1Pの👤ボタン長押し、もしくはUSBコントローラのMENUボタン押下)でメニューを表示すると、以下のように「SWAP Controller」という項目が表示されます。

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ここを選択することで、1P/2Pを切り替えることができます。

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ピントが合ってなくて申し訳ないですが、1Pと2PでUSB CONTROLLERが入れ替わっているのが解ります。

*1:一瞬処理落ちするので電気的に認識しているようには感じられる