きよくらの備忘録

「三日坊主と呼ばせない!日記」改め。主にソフトウェア開発関連の話題。

中国地方DB勉強会で「プロジェクト指向オフライン データベース開発」のお話をさせていただきました

OSC 2015 広島の翌日、同じ会場で開催された第十一回 中国地方DB勉強会 in 広島で、『SQL Server のプロジェクト指向オフライン データベース開発を採用してみた話』というタイトルでお話させていただきました。

 

SQL Server では SSDTを利用することで、Visual Studioをフロントエンドにして開発を行うことができます。単にフロントエンドGUIをSSMS*1からVisual Studio に切り替えるという話ではなく、データベース(内のオブジェクト)をVisual Studioのプロジェクトと看做して扱うことになります。

 

このプロジェクト形式でDBを扱う手法は最初はとっつきにくく感じたのですが、部分的に徐々に利用して行ったところ、開発を進める上で感じていた問題を随分解決してくれた……というのが現時点での感想です。 (私の現時点の理解では、単体テスト機能に過度な期待を持ちすぎるとのはちょっとセーブしたほうが良いかなとも思っています。がこれについてはまだまだ色々試行したいとも思っています)

 

もしSSDTに興味を持たれるようでしたら、資料の最後の方にも書いた通り、まずはスキーマ比較(と同期)の機能とバージョン管理システムをを使って、オブジェクトのバージョン管理を行う等から試用をしてみるのがいいのではないかな、と思います。スキーマ比較やデータ比較の機能だけでもづ随分強力なツールだと思います。

 

あと…。 当日の参加者層*2から、単体テストに関連する機能の詳細やドキュメントからは分かり辛いと感じたこと、カスタマイズのポイントなどについてはざっくりと割愛しました。 近々なんらかの形で共有したいと思っています。

*1:SQL Server Management Studio

*2:SQL Serverの利用者が少ない