きよくらの備忘録

「三日坊主と呼ばせない!日記」改め。主にソフトウェア開発関連の話題。

SteamでMight & Magic VIを入手したので遊んでみた

意図せずSteamで懐かしのMight & Magic VIを入したので、Windowモード化できるパッチを当ててみたりしつつWindows 11環境で遊んでみました。

買った記憶のないMight & Magic VIがある

ふとSteamのライブラリを見てたら、全く買った記憶のないMight & Magic VIがあることに気が付きました。 発売当時、日本語版を買った覚えがある懐かしいタイトルであることもアリ、とりあえずインストールして起動してみました。

時代的にWin95/98用だったと記憶していますが、あっさりWindows 11でも動作しました。

 

なんかおかしくない?

しかしながらよくよく見るとSteam上のタイトルヘッダ部分とか、ライブラリリストのアイコンとか、なんんか様子が普通じゃない感じがします。

ヘッダもアイコンも黒塗りで寂しすぎない?

ストアページに移動しようとすると、ストアのトップに移動させれてしまいました。一方、コミュニティ掲示板は存在してる模様。

steamcommunity.com

正体判明

正体は割とあっさり判明しました。 実は先日のオータムセールの折にMight & Magic Xが1,000円切っていたので買ったのですが、どうもそのボーナスコンテンツとしてついていた模様です。

store.steampowered.com

『ひっそりとフォルダに入ってる』とかDLCでインストールとかじゃなくてSteamのライブラリに追加される形なんですね。 とりあえず正体がわかってすっきりしました。

 

せっかくなのでMight & Magic VIを楽しむ

正体がはっきりしたところで、せっかくなのでMight & Magic VIを楽しんでみようと思います。

インストールフォルダの中をチェック

Steamでこの手のレトロゲームにはマニュアルやクイックリファレンスなどの同梱物、ものによっては攻略本がPDFで同梱されている場合があります。ですのでまずインストール先のフォルダをチェックしてみましょう。

[管理]から[ローカルファイルを閲覧]

やはりマニュアルのPDFがありました。

MM6のインストールフォルダ

中身を見てみましょう。一見紙のマニュアルっぽい雰囲気を醸しつつ、ちゃんとフォント化されててテキストコピーもできるものでした。よいですね。

テキストコピー可能なPDFマニュアル

他にもReadmeが入っていて、exeのバージョンやマニュアルのerrataが書かれてたりするのを確認しました。

ウィンドウモード化のためにパッチを当てる

前述の通り元々本作は1998年前後にWindows95/98向けに開発されたゲームです。当時は17インチくらいのディスプレイが主流だったこともありこの手のゲームはフルスクリーン固定のものは珍しくなく、本作もその例にもれません。

しかしながらフルHDとから4Kも珍しくない現代においてフルスクリーン強制はかなり厳しいです。そこで、有志によって開発・公開されている改修パッチを当ててウィンドウモードで起動できるようにしてみます。

1.パッチをダウンロードする

https://grayface.github.io/mm/#GrayFace-MM6-Patch から GrayFace MM6 Patch v2.5.7Patch for English version of the game をクリックして MM6.Patch.v2.5.7.exe を入手します

2.パッチの適用

MM6.Patch.v2.5.7.exe を実行して適用します。 適用するインストールパスは、前述のPDFマニュアルが格納されていたフォルダです。

3.実行してF4

実行するととりあえずフルスクリーンで起動しますが、F4キーを押すとウィンドウモードとフルスクリーンモードを切り替えることができます。 ウィンドウモードに切り替えた状態で終了すると、次回起動時もウィンドウモードで起動します。

ウィンドウモードでプレイ

 

まとめ

当時の自分のPCだとスペックがきつくて結構かくかくさせてましたが、さすがに今のPCで実行するとぬるぬる動いて気持ちいですね。 SteamではMight & Magic VIの単体では販売していないみたいですが、GOGではI~VIまでのパックが$9.99で販売されているようなので、プレイしたい方はそちらで購入してみるのもありかもしれないですね(いま現在はちょうどセールやってて75% offの$2.49っぽいです)。

www.gog.com