きよくらの備忘録

「三日坊主と呼ばせない!日記」改め。主にソフトウェア開発関連の話題。

SqlPackage.exeを使ってdacpacをコマンドラインからデータベースにデプロイする方法

メモ。 dacpacの形になっているSQL Server Databaseを接続文字列を用いてDBサーバにデプロイする方法のメモ。

凡例:

sqlPackage.exe /Action:publish /SourceFile:<source dacpac file> /TargetConnectionString:<destination database connection string>

例(ローカルDBにデプロイ):

sqlPackage.exe /Action:publish /SourceFile:C:\hoge\fuga.dacpac /TargetConnectionString:"Data Source=(localdb)\HogeDbInstance;Initial Catalog=HogeDb;Integrated Security=True;Persist Security Info=False;Pooling=False;"

SqlPackage.exeは、SSDTが入ってる環境だと C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\<Visual Studio Version>\<Visual Studio Edition>\Common7\IDE\Extensions\Microsoft\SQLDB\DAC\<SQL Server Version>\ にインストールされている。 もしくはインストーラーから単体インストール可能。 インストーラー:https://docs.microsoft.com/ja-jp/sql/tools/sqlpackage-download?view=sql-server-ver15

参考: docs.microsoft.com

SQL Serverデータベースプロジェクトをコマンドラインでビルドして任意のパス・名称のdacpacを出力する方法

メモ。 SQL Server データベースプロジェクト(*.sqlproj)からコマンドラインでMsBuild.exeを用いて、任意のパスに任意のファイル名でdacpacを出力するには以下のようにコマンド実行する。 (OutputPathやSqlTargetNameを省略するとプロジェクトファイルで設定されている値で出力される)

凡例:

msbuild.exe <project file name> /p:OutputPath=<directory>;SqlTargetName=<file name>

実行例(C:\hoge\fuga.dacpac が生成される):

msbuild.exe sample.sqlproj /p:OutputPath=c:\hoge\;SqlTargetName=fuga

ThinkCentre M75q-1 Tiny にSSDとメモリを増設した

kiyokura.hateblo.jp

の続編。

SSDとメモリを購入

先日購入した構成で内蔵SATA 2.5インチベイとSODIMMスロットが一つ空いていたため、せっかくなので増設することにした。前回のエントリで『後々に適当なものを見繕って増設予定』などと書いている割に結局すぐ買ってしまったわけだが、これは以下を考慮した結果「どうせ後から買うつもりなら早い方がよい」という結論に達したからである*1

  • Cドライブの容量が128GBと少々控えめ
  • うっかりCドライブが容量不足でWindows Updateを失敗するようになったりでもしたら面倒で嫌
  • まだOffice他ほとんどのアプリケーションをインストールしていない
  • Office等重量級のアプリケーションを後で別ドライブに移すのはまた面倒で嫌

なお、今回購入したのは以下。 最近のPCパーツ事情がよくわかっていなので特にメーカー等はこだわっておらず、価格と規格、自分が抱いてるメーカーの印象等で適当にチョイスした。

  • メモリ
    • Kingston KCP426SS8/8 : DDR4 2666MHz 8GB / Non-ECC Unbuffered SODIMM / CL19
    • 購入価格 : 4,673円
    • 参考 : ASIN:B07D3NG9MG
  • SSD
    • Western Digital WDS500G2B0A-EC : SSD / 500GB/ WD Blue / 2.5インチ / SATA III 6 Gb/s
    • 購入価格 : 8,565円
    • 参考 : ASIN:B07SM7YJ4F

分解と取付

この程度の取り付けに際してはとてもメンテナンス性の良いケースという印象で、さほど困ったり作業し辛かったような部分は無かった。ただケースの開け方等*2で一瞬悩んだ部分があったので今後のために一応メモしておく。

手順 1. 背面のビスを抜く

背面パネル上のビスを抜く。今回は購入時にツールレスシャーシを選んで無いためドライバーが必要。 f:id:kiyokura:20200408155815j:plain なお今回ドライバーを利用するのはこのビスのみ。

手順 2. 天面パネルをフロントベゼルごと前にスライド

天面側のパネルをフロントベゼルごと前方にスライドして外す。 f:id:kiyokura:20200408160014j:plain

上からみた内部はこんな感じ。2.5インチドライブはのドライブベイに取り付ける。 f:id:kiyokura:20200408160041j:plain

手順 3. 2.5インチドライブベイを取り外す

ノッチ(?)のようになっている部分を矢印方向に押してドライブベイを外す。 f:id:kiyokura:20200408160042j:plain この時テープでコネクタ付きのフィルムケーブルがまとめられベイに固定されているので破損させないように注意しながらテープも外す。 f:id:kiyokura:20200408160624j:plain

手順 4. 2.5インチドライブベイにSSDを取り付け、ケーブルを接続して組み付ける

ツールレスで取り付けれるようになっている……が、このピンをどう扱うのが正式な手順なのかよくわからなかったので、取付ベイの樹脂の柔軟性を信じて無理やりはめた(誰か真のやり方教えてください)。 ケーブルを挿し、元通りドライブベイを組み付けて、SSDの取り付けは完了。 f:id:kiyokura:20200408162214j:plain

手順 4 . 裏返し底面パネルをスライドさせてはずす

メモリ取り付けのスロットは底面側にあるので、裏返して底面パネルをスライドして外し内部を露出させる。 f:id:kiyokura:20200408160355j:plain f:id:kiyokura:20200408160405j:plain なお出荷時から刺さっていたメモリはSAMSUNG製だった。

手順 5. SODIMMスロットにメモリを取り付ける

空きスロットにそのまま取付。 f:id:kiyokura:20200408162239j:plain

手順 6. 元通り組み付けて完了

特に問題なく取付作業は終了。シンプルだが無理なく構成されている印象だった。

結果

こんな感じになりました。 f:id:kiyokura:20200409112047p:plain f:id:kiyokura:20200409112100p:plain

一旦はこれでしばらく(というかずっと)使う予定。もしGPUのパフォーマンスに不満がでたら135仕様ACアダプタを買うかもしれませんが、当分なさそうかな……。

*1:なのでメモリはどちらでもよかったが、どうせケース開けるなら同時にやってしまおうと思ったため同時に購入することとした。どのみちそんなに高くなかったし。

*2:具体的にはビスを外した後のスライドのさせ方で、どことどこが固定されていてどこがどの方向にスライドするか等

ThinkCentre M75q-1 Tiny を購入した

Twitterでどなたかが『価格.comの週末特価のリンクから買うとお得!』という情報をつぶやいてくださっていたのを見て、ちょうど事務処理用にPCを一台仕入れたかったので購入。

想定の用途だけ考えればこのCPUであれば他はほぼギリギリまで削っても問題なさそうと判断。ツイートしてくださっていた内容に従って色々削り最低スペック+内蔵のWLAN+Bluetoothだけ追加という構成に。……手元にまともなキーボードが余ってなかったったのでそれはつけておいても良かったなとは後で少し思ったりもしつつ(これは後の祭り)。

スペックと価格

以下の構成で価格は36,520円(消費税・送料込みで)となった。小さくてかわいいし、端的に言って安くて良い。

モデルと基本スペック

  • モデル:ThinkCentre M75q-1
  • AMD Ryzen 5 Pro 3400GE (3.30GHz, 2MB)
  • Windows 10 Home 64bit
  • 8GB PC4-21300 SODIMM
  • 128GB M.2 2242 NVMe
  • 内蔵ギガビットイーサネット
  • IEEE 802.11 ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠)2x2, Bluetooth

外部露出インタフェース

外部に露出しているI/F等は以下。

  • 正面
    • マイク入力(3.5Φ)
    • ヘッドホン出力(3.5Φ)
    • USB TYPE-C × 1
    • USB TYPE-A × 1(3.0?/ おそらく常時給電可能だが未確認)
  • 背面
    • 電源入力
    • Display Port出力×1
    • HDMI出力×1
    • USB TYPE-A × 1(3.0?)
    • USB TYPE-A × 3(2.0?)
    • ギガビットイーサネット×1
    • 内蔵WLAN用アンテナ

内蔵の空きスロット

また以下の空きスロットがあるので、後々に適当なものを見繕って増設予定。

  • SATA 2.5インチ内蔵ドライブベイ×1
  • SODIMMスロット一期×1

外観

正面

f:id:kiyokura:20200405101503j:plain
ThinkCentre M75q-1 正面

背面

f:id:kiyokura:20200405101427j:plain
ThinkCentre M75q-1 背面

その他購入情報

  • 購入先
    • Lenovo直販サイト(ただし価格.comのリンクからのクーポン適用)
  • 購入日
    • 2020年3月注文、2020年4月配送

その他メモ

付属の65W仕様のACアダプタではなく別売りの135WのACアダプタを利用すると、特にDirect X周りの性能が向上する模様(ベンチマークによっては倍近くのスコアが出るっぽい*1)。

www.lenovo.com ただし純正品は出荷まで6週間程度と時間がかかるようなのと、とりあえずの用途的には不要なので購入はいったん見送り。

*1:計測結果を公開されている方の情報によれば、FF XIVベンチで3200→6200とか、別のベンチでOpenGLで38FPS→56FPSとか結構劇的に変わることがある模様

IODATAの23.8型液晶ディスプレイ DIOS-LDH241DB を購入した

あとからググる用のメモ。

買ったもの

  • メーカー
    • アイ・オー・データ機器
  • 型番
    • DIOS-LDH241DB
  • JAN
    • 4957180144634
  • 解像度
    • 1920×1080

www.iodata.jp

購入動機等

主に事務処理用PCで使う目的で、24インチクラスの手ごろなものが欲しくて購入。 スペックよりも価格優先、ただし複数人でディスプレイをのぞき込んでの作業が想定されるため視野角が狭すぎるのは避けたい……というあたりが選定基準。

Amazonで物色したところ、昨今のリモートワーク需要なのか新年度需要なのかその両方なのか分からないが、24インチクラスで10,000円~15,000円あたりの製品が軒並み在庫や納期が厳しめな感じ。NTT-Xを検索したところこれが売れ筋にリストアップさており、安価でよさそうに見えたので購入。

広視野角は上下左右178°ということでまあこのあたりで問題ないだろうし、他のスペックも価格を考慮すれば考えれば必要十分と判断。

その他購入メモ

  • 購入年月
    • 2020年4月
  • 購入店
    • NTT-X ストア
  • 価格
    • 11,480円(税込み)
  • その他備考
    • ドット抜け/ドット欠けは特になし

使用感等

  • ディスプレイとしての使用感は特に不満無し
  • スピーカーはおまけ程度と思った方がよさげ(音質的な意味でも)
    • 音量調整はメニュー表示から操作するので面倒くさい
    • PCからの場合はOS側のボリュームで調整すればいいのであまり気にならないかもしれないが
  • スタンドの前面にスマホを立てておける溝?があって人によっては便利かもしれない