きよくらの備忘録

「三日坊主と呼ばせない!日記」改め。主にソフトウェア開発関連の話題。

RetroFlag Classic USB Controllerのモード切替操作メモ

XInput対応の安価でシンプルなUSBゲームパッドを探していて見つけた、SFCコントローラークローンのゲームパッド「Classic USB Controller」のモード切替操作のメモ*1

  • Xinputモード : Xボタン押しっぱなしでPCに接続。次回以降はXinputモード。(デフォルト)
  • Direct Inputモード : Yボタン押しっぱなしでPCに接続。次回以降はDirect Inputモード。
  • 連射切り替え:L+SELECT+(A,B,X,Y) でON/OFF切り替え(連射はA,B,X,Yのみ)

物自体はコレ: https://retroflag.com/Classic-USB-Controller-J.html 。Aliexpress で一つ$15前後で購入したような記憶。 f:id:kiyokura:20220117000415p:plain

*1:箱に書いてあるけど箱捨てちゃいそうなので

NETGEAR製品を買ったら30日以内に製品登録しないと31日目でいきなり保証切れになってる可能性もあるのですぐ製品登録したほうが良い

NETGEAR製品は、L2スイッチ等であれば家庭用製品で購入日から3年間、業務用のProSAFE製品だと製品シリーズの販売終了日から5年間または購入日から5年間のより長いほう……と、そこそこ長めの保証期間を提供してくれます*1

f:id:kiyokura:20211006192032j:plain
写真のProSAFE対応のGS105Eはリミテッドライフタイムサポートで製品シリーズ販売終了から5年サポートしてくれる(製品登録すれば)

しかし少し注意点もあります。それは『購入から30日以内に専用サイトから購入証明書(レシートや領収書の画像やPDF)をアップロードして製品登録する必要がある』点です。 お店が発行するレシートや販売証明書を保持しておくだけでは駄目で、必ず専用のサイトから登録しておく必要があります。

それ怠った場合『保証期間がその当該製品の製造年月から1年間』になってしまいます。 製品全体の製造終了日ではなくその購入したシリアルの個体が製造された日が基準なので、状況によっては結構シビアです。例えば購入した個体が工場出荷後に倉庫や店頭で1年以上眠っていたものだった場合、製品登録せずに30日経過したらその時点でいきなり保証期間が終了してしまうということもあり得ます。

自分もその傾向があるのですが、セールなどの時に購入しつつ未開封の段ボールのまま積んじゃう傾向がある人は要注意かと思います。

 

L2スイッチは、壊れないようで案外壊れたりするものだったりするので*2、もしNETGEAR製品を購入したらすぐ設置しない場合もとりあえず開封して製品登録だけはしておくことをお勧めしたいです。

 

参考: 製品保証について | サポート情報 | NETGEAR

*1:以前はProSAFEは正規ルートでの購入者が使用する限りは無期限に保証してくれてたが少し前からそれはなくなった

*2:経験上、わかりにくい壊れ方することも多くて使ってる当人が壊れてると認識できないことも少なくないですが……(特定のポートだけやたらパケロスするとか一定時間で繋がらなくなるとか切り分けが面倒なことも多々)

Windows 10でWizardry Collectionをやってみる:(7) まとめ

ここまで、たまたま倉庫で発掘して引っ張り出した Wizardry Collection であれこれ試してみた内容を再度、ざっとまとめておきます。

Wizardry Collection on 64bit Windows 10 まとめ

  • Wizardry Collectionは2021年9月現在の64bit版Windows 10 環境でも付属のマニュアル通りの手順でプレイすることが可能
  • シナリオ#1~#5は、FDイメージをそのまま利用し一般的なPC-98エミュレータでプレイ可能だった
  • 6: Bane of the Cosmic Forge は付属エミュレータ以外のエミュレータやフリーのDOS互換OSなどを用いてもプレイ可能だった
    • 互換DOS起動ディスクイ(FreeDOS(98)) + そのほかのPC-98エミュレータ
    • DOSBox+X
  • 7: Crusaders of the Dark Savant は付属のエミュレータ+マニュアル通りに作成した起動ディスク以外の環境では動作しなかった
    • 以下、試したが動かなかった環境
      • FreeDOS + 添付のAnex86
      • FreeDOS(98) + Anex86を含む各種PC-98エミュレータ
      • DOSBox+X

心残りなこと&情報募集中

  • DOSBox+X でBCFを動かすと音が悪い(鳴るのは鳴るがbeepで鳴らしてるような感覚)のでその対処法があれば知りたい
    • 設定ファイルをあれやこれやいじってみたが現状の0.83.17ではうまく行ってない
  • CDSが添付の『Anex86+純正のPC/ATのDOS起動ディスク』以外の環境で全く動作しない
    • 特にDOSBox+Xで動くと最高なのだけど現状試した範囲では起動しないので情報があれば欲しい……
    • このWizardry Collection のCDSのファイルを用いて9821実機でも動かせなかったという情報も見かけたことがありその他見聞きした情報からも添付以外の環境で動かすのは厳しい気はしている……

 

そのほかのバージョンのCDSについて

また実は同時にDOS/V版のCDSも発掘したのでこれもあれやこれや試してはいるたのですが、今で起動に成功しません。 だんだん腹が立ってきたので、実機にPC-DOSインストールして動くか実験してやろうかなどと思ったりもしています。

あとPC-9821版のCDSも持っているはずで倉庫などのどこかにあるはずですがいまだ発掘できず。これも探し出して動くか試してみたいと思ってます。

 

余談

あと、実は倉庫で探し物してる過程でThe Ultimate Wizardry Archives のディスクも発掘したのですが……まあ、これはもうどうでもいいか……(

Windows 10でWizardry Collectionをやってみる:(6) BCFをDOSBox+Xで動かしてみる

次はDOSエミュレータのDOSBOX+Xで動かしてみるパターンでやってみます。 これも結論からいうと成功しました(難点がないわけではないのですが)。

DOSBox+Xとは

DOSBox+XはPC/AT機互換機DOS環境エミュレータのDOSBoxのメジャーなフォークの一つです(という認識)。 dosbox-x.com

DOSBox自体エミュレーションの精度も高く高機能で安定しており、例えば欧米でDOS用ゲームをWindows用に再販するときはDOSBOXで実行するようにパッケージングされたものが珍しくありません*1

DOSBox+XはDOSBoxにない機能を多く持っているのですが、その一つにPC-9801用のDOSエミュレーション機能があります。今回はそれを利用してBCFの実行を試みてみました。

準備物

今回利用させていただいたのものは以下です:

 

Wizardry CollectionのBCFをDOSBox+Xで実行するときのポイント

基本的にはあまり特殊なことはしていません(多分)。

ポイントだけかいつまむと以下のような感じでしょうか。

  • DOSBox+XはとりあえずSDL1版を利用した
  • 設定ファイルで動作モードをPC98モードに設定
    • [dosbox]セクションでmachine = pc98に設定
  • Wizardry Collectionの BCF_CDS.hdi からBANEフォルダとCDS16フォルダを任意のフォルダにコピーしてCドライブなどとしてマウント
  • Wizardry CollectionのBCF用CONFIG.SYSを参考に、ADDDEVを利用して必要なドライバを組み込む
    • ADDDEV.EXEをCドライブとしてマウントするフォルダにコピーしておく
    • DOSBox+Xの設定ファイルの[autoexec]セクションで読み込む

今回、dosbox-x.conf はdosbox-x.reference.conf をコピーしたうえで以下の部分だけ書き換えたものを使いました。

[dosbox]
# 動作モード設定。必須。この設定でDOSBox+XがPC-9801モードで動くようになる。
machine  = pc98

[autoexec]
# C_DRIVEフォルダをCドライブとしてマウント(C_DRIVEフォルダ配下に必要なファイル一式をコピーしておく)
MOUNT C C_DRIVE
C:

# 本来CONFIG.SYSで組み込んでいた、BCF実行に必要なドライバ類の組み込み
ADDDEV +C:\BANE\kjp.bin
ADDDEV +C:\cds16\vmouse.sys
ADDDEV +C:\BANE\muse2.drv -d450 -k0 #組み込んでも実はまともに音が鳴らないのでどっちでも良いといえばよい

# BCFの実行
CD BANE
PLAYBANE

 

実行イメージ

f:id:kiyokura:20210917231251p:plain f:id:kiyokura:20210917231302p:plain f:id:kiyokura:20210917231314p:plain

 

雑感

  • 設定さえできてしまうと高機能だし実行も楽、設定は少し煩雑だがむつかしくはない
  • 音は正直良くないがBCFはあまりBGMもないので大きな問題ではないかも
    • 設定をいじることで改善の余地はあるかもしれないが不明
  • ステートセーブ&ロード機能もあるのでマニュアルプロテクトがめんどくさい人にとっては結構なアドバンテージかも

取り合えず、これにて(一旦)Wizardry Collectionについてのメモは終了の予定です。

*1:SteamやGOG.comで販売されているWiz BCF/CDSもバンドルされたDOSBoxで実行する

Windows 10でWizardry Collectionをやってみる:(5) BCFをフリーの互換DOSで動かしてみる

前回の続きです。 とりあえずWizardry Collectionに同梱されている1~7までをWindows 10で動作させることは成功しました。 しかしBCFとCDSについては2021年の現在において、著作権的にクリアな状態でDOSの起動ディスクを準備するのはそれなりのハードルになる場合が多いと思います。 そこでこれを回避するための二つのアプローチを考えてみました。

  • フリーの互換FreeDOS(98)を使ってエミュレータで実行
  • DOSBOX+Xを使って実行

結論からいうと、BCFについては双方のアプローチで成功しました(そしてCDSについてはいまだ成功せず)。

まずはFreeDOS(98)+Anex86で動かしてみた手順のメモです。

FreeDOS(98)+Anex86でWizardry CollectionのBCFを動かす

FreeDOSはOSSのDOS互換OSで、もともとはPC/AT用ですが有志の方の手によりPC-98で動くFreeDOS(98)が公開されています。

f:id:kiyokura:20210910072634p:plain

今回はこれを使ってAnex86を起動しBCFを実行する方法を試みました。

ただしAnex86はWizardry Collectionに同梱のものではなく、別途入手したv2.78を使いました*1

やること

やることはざっくり以下です:

  • PC-9801用のFreeDOSで起動するFDイメージを入手
  • 98用のHDDイメージを作成し必要ファイル一式をコピー
    • Wiz Collection同梱のBCF_CDS.hdiはAT用イメージのため98用のDOSで起動した場合は読み書きできないので、98用のHDDイメージにファイル一式を用意する必要がある
  • autoexec.batとfdconfig.sys(FreeDOS版のconfig.sys)の書き換え
  • Anex86にマウントして実行

必要なもの

必要なものは以下です:

手順

1.FreeDOS(98)の起動ディスクの準備
  • ダウンロードしたFreeDOS(98)の起動FDイメージ fd98_2hd.imgをわかりやすい名前(例:fd98_boot_bcf.img)でコピーしておく
2.HDDイメージの準備
  • 空のHDDイメージを作成
    • Anex86を起動し、新規にHDDイメージを作成します
      • HDD1の[New]ボタンから作成
      • 名前はわかりやすく BCF_CDS_98.hdi にしました
      • サイズはとりあえず既定の40MBで作りました(多分10MBでも問題ないはず)
      • f:id:kiyokura:20210910004646p:plain
  • HDDのフォーマット
    • Anex86をFreeDOS(98)で起動し空のHDDをフォーマットします
      • ディスクをマウントする際、形式をすべての形式にして.img形式のファイルが選択できるようにしてやる必要があります
    • FreeDOSにはBTNPART.EXEというにはHDDフォーマット用のユーティリティーが含まれているのでそれを使います
    • f:id:kiyokura:20210910005005p:plain
3.BCFとCDSのファイルを転送
  • DiskExplorerを使って、 Wiz CollectioのHDDイメージ(BCF_CDS.hdi)内の BANE ディレクトリと CDS16 ディレクトリを丸っと BCF_CDS_98.hdi に転送する
    • BCF_CDS.hdiはAT形式なので詳細設定を開いてATモード読み込む必要があります
    • BCFだけ動かす場合でもCDS16ディレクトリ配下に必要なファイルがあるのでそちらも必要になります(実際はマウスドライバだけでいいと思いますが)
  • f:id:kiyokura:20210910005155p:plain
4.FDイメージ内のファイルの書き換え
  • autoexec.batfdconfig.sys(FreeDOS用でのconfig.sys)に、Wizardy CollectionのBCF用のそれぞれのファイルの必要個所を転記して整えます(例は後述)
  • ファイルが整ったら起動イメージ(fd98_boot_bcf.img)をDiskExplorerで開いてコピーします
autoexec.batの例
@ECHO OFF
set TZ=JST-9
c:
cd bane
playbane
fdconfig.sysの例
DOS=High,UMB
FILES=20
LASTDRIVE=Z
BUFFERS=6
DEVICE=FDXMS286.SYS
device=C:\BANE\kjp.bin
device=C:\cds16\vmouse.sys
device=C:\BANE\muse2.drv -d450 -k0
5.ディスクイメージをセットして起動
  • Anex86でFDD1に作成したブートイメージ(fd98_boot_bcf.img)、HDD1にBCF_CDS_98.hdiをセットして起動
  • あっさり起動しました
    • f:id:kiyokura:20210910005706p:plain
    • f:id:kiyokura:20210910005722p:plain

まとめ

  • FreeDOS(98)の起動FDイメージ+最終バージョンのAnex86 (v2.78) 用いてWizardry Collection版のBCFを起動させプレイすることができた
  • この手法を用いることでPC/AT版のDOS起動ディスクを所持または作成する手段を持たない人でもWizardry Collection版のBCFを実行できる
  • FreeDOSのHDDイメージから起動して実行することも可能だと思うが、雑に試したところBCFが起動できなかった
    • fdconfig.sysやautoexec.batは合わせたつもりだが…
    • 気が向いたらもうちょっと試してみるかもしれない

*1:同梱の1_5用のものでは起動はしたけど音が出なかった。6_7用のものはPC/AT互換機として動くにFreeDOS(98)では起動しない