Web Platform Installer (Web PI) 経由でWeb Deploy 3.5を入れようとして検索したら、それっぽいのが3つでてきて??となったのでメモ。
何がインストールされるのか個別に確認してみる
WebPI で何かインストールする際、同時に複数のパッケージをインストールすることが多々あります。これらもについても、同時にインストールされる"何か"が違うんだろう、ということくらいは想像がつきます。
その"何か"がいったい何なのかは、例えば、インストールを進めるウイザードの途中(…というか最初のほう)の『前提条件』のところで、『インストールされる追加のソフトウェアを表示し…』というリンクをクリックすると、ざっくりと確認できます。
ということで、ひとつづつ見てみました。
一つ目:Web Deploy 3.5 (SQLサポートのバンドルなし)(最新)
- Web Deploy 3.5 -2013
これはシンプルに一つだけ、Web Deploy 3.5のパッケージのみでした。
二つ目:Web Deploy 3.5
- Web Deploy 3.5 -2013
- SQL Server 2012 SP1 Shared Management Objects (x86)
- SQL Server 2012 SP1 Shared Management Objects (x64)
- Microsoft SQL Server 2012 SP1用 Microsoft System CLR Types (x86)
- Microsoft SQL Server 2012 SP1用 Microsoft System CLR Types (x64)
- x64用 Microsoft SQL Server 2012 Data-Taier Application Framework (DACFx) (2012年9月)
- x86用 Microsoft SQL Server 2012 Data-Taier Application Framework (DACFx) (2012年9月)
- Microsoft SQL Server 2012 Transact-SQL ScriptDom
- Microsoft SQL Server 2012 用 Microsoft System CLR Types (x86)
- Microsoft SQL Server 2012 用 Microsoft System CLR Types (x64)
これはWeb Deploy 3.5の本体に加えて、SQL Server関連のコンポーネントが同時にインストールされるパッケージであることが分かります。逆説的ですが、一つ目のものと名前を比較することで推測できる通りです。
三つ目:ホスティングサーバー用 Web Deploy 3.5
- Web Deploy 3.5 -2013
- SQL Server 2012 SP1 Shared Management Objects (x86)
- SQL Server 2012 SP1 Shared Management Objects (x64)
- Microsoft SQL Server 2012 SP1用 Microsoft System CLR Types (x86)
- Microsoft SQL Server 2012 SP1用 Microsoft System CLR Types (x64)
- x64用 Microsoft SQL Server 2012 Data-Taier Application Framework (DACFx) (2012年9月)
- x86用 Microsoft SQL Server 2012 Data-Taier Application Framework (DACFx) (2012年9月)
- Microsoft SQL Server 2012 Transact-SQL ScriptDom
- Microsoft SQL Server 2012 用 Microsoft System CLR Types (x86)
- Microsoft SQL Server 2012 用 Microsoft System CLR Types (x64)
- IIS : 管理サービス
- IIS : ASP.NET
- IIS : .NET拡張機能
- IIS : WAS.NET環境
- IIS : IISの推奨される構成
- IIS : ログツール
- IIS : 要求監視
- IIS : ISAPI拡張機能
- IIS : フィルター
2つ目のものに加えて、IIS関係のモジュールのインストールや設定を自動で行ってくれる感じですね。
まとめ
結論としては、依存関係や必要なパッケージをもうちょっと簡単に確認できる機能がWeb PIにあると嬉しいな、ということで(
(なお余談ですが、この確認画面からそれぞれのコンポーネントを個別にダウンロードすることもできます。トラブルシューティングの際などには案外役に立つこともあったり。)