少し前のことになるのですが(1月20日頃)、我らがMads Kristensen氏が、便利なツール『Open Command Line』をリリースされてました*1。
その名の通り、VSからソリューションやプロジェクトのパスでコマンドラインを開くアドオンです。
インストールしてみる
ということで、さっそく入れてみました。
現在(2月4日)はHanselman氏のエントリの時点よりも少しバージョンが上がっていて、コンテキストメニューから起動するツールが選択可能になっていたり、設定画面を起動できるようになっていたりします(Defaultのツールでの実行がひと手間増えたように思えますが、基本的にはalt + space
のショートカットで飛べばいいので気にならないでしょう)。
設定によってカスタマイズできる規定のコマンドラインツールの他、『開発者コマンド プロンプト』と『PowerShell』から選択できます。既定のコマンドライン(alt+space
で起動するツール)や挙動のカスタマイズを行うには、ここから[Settings…]もしくはオプション設定から設定を行います。
現在、プリセットのドロップダウンには以下のものが含まれています。
- cmd (標準コマンドプロンプト)
- Dev Cmd Promt(開発者コマンドプロンプト)
- PowerShell
- posh-git
これ以外の任意のツールを利用したい場合は、プリセットに『Custom』を選んだあと、ComanndとCommand argumentsに値を設定してやればOKです。試した限り、Git BashやConEmuは利用できました。
VSのGitのインテグレーションもだいぶ良くなった(&自分が慣れてきた)のですが、それでもちょくちょくコマンドラインが使いたくなる自分的にはかなり便利なソリューションです。
thanks, Mads!
おまけ:ConEmuの任意のTaskを指定するには
私はConEmuでPowerShell( + posh-git)をデフォルトにして使っているのですが、ComEmuのstatupで特定のパスなどのパラメータが設定されたTaskを設定していました。そのため、そのままComEmuをOpen Command Lineから起動すると、双方のパラメータ指定がバッティングするためいい感じに開きませんでした。
これを解決するために、以下をやってみたところうまくいきました。
- ConEmuでパス指定を行わないTaskを新たに作成
- 『Open Command Line』の設定で、任意のTaskで起動するように引数を設定
- [Command arguments]に
/cmd {Task名}
を設定
- [Command arguments]に
ConEmuの中のクラウディアさんもご満悦のご様子。
*1:私は知ったのは、Sccot Hanselman師のblogから