きよくらの備忘録

「三日坊主と呼ばせない!日記」改め。主にソフトウェア開発関連の話題。

LinkBudsを買った

Sonyのワイヤレスヘッドホン、LinkBuds WF-L900/H を購入しました。 www.sony.jp

動機

基本的に有線派/オーバーイヤー派なのだけど、以下当たりの要求を満たせそうなあたりに惹かれました:

  • 仕事中ちょっとものや本をとるために席を立つときにいちいち着脱したくない
  • 電話やチャイム、子供が帰宅したときの音を聞き洩らしたくない

また、カナル型やインイヤー型は長時間の装着で耳が痛くなることが多かったので、少しタイプが違うあたりにも期待しつつ。

3日間くらい使っての感想(個人の感想)

  • 音質はまあ『値段なり』という印象
  • 外部の音はしっかり聞こえるのでチャイムを聞き洩らすようなことはまずなさそう
  • 今のところ4時間くらいつけっぱなしでも耳が痛くなることはなかった
  • 装着はちょっとコツが必要/耳の形で装着難易度に差がありそう
    • 最初は鏡を見ながら装着してちゃんとしたポジションを指に覚えさせたほうがいい気がする
  • タップによる操作が(不慣れなせいで)若干暴発することがある
    • 装着位置決めがうまくいかずにイジイジしてるとタップと判断されて再生停止したりすることがあった
  • マイクとしてはまだ一度も使ってないのでそちら方面の使い勝手や音質はまだよくわかりません

Arcade1upはやたらマーヴル・スーパーヒーローズ入りの機種がある(うらやましい)

カプコン2D格闘ゲーム『マーヴル・スーパーヒーローズ』

僕はカプコン90年代2D格ゲーの『マーヴル*1・スーパーヒーローズ(Marvel Super Heroes)』が大好きです。

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題材としては昨今一般的にもメジャーになったMCUの映画『インフィニティ・ウォー/エンド・ゲーム』の原案のコミック『インフィニティ・ガントレット』がベースで、映画のMCU作品でもおなじみのキャプテンアメリカやスパイダーマンにハルクなどの他、(今のところMCUには合流してない)X-MENのキャラやどこから引っ張ってきたの??と思わずにはいられないシュマゴラスみたいなのもいます*2

……なのですが割と不遇な子でもあります。タイミング……とおそらくはライセンスの問題もあったのでしょう、少なくとも日本国内では家庭用ゲーム機向けに完全といえる移植はされずに2022年を迎えています*3

そのためアーケードとそん色ない状態で自宅で(合法的に)楽しむためにはCPS2のマザーとROMを入手しアーケードゲームをプレイする環境を構築する必要があります。少なくとも20~15年くらい前までは中古アーケードゲーム基板を扱うお店がたくさんあったので価格的にも流通量的にもさほど入手に困ることはなかったのですが、2022年現在では中古市場で入手するのもいうほど簡単ではなくなりました*4

北米ではArcade1upで普通に売られている

一方北米では当たり前ですがMarvel版権ものは日本より人気があるのでしょうか、一時期PS3とXBOX 360向けに完全移植されたものがオンライン配信されてたようです(現在は終了している)。

そしてその後、実際の筐体の3/4サイズのミニチュア*5アーケードゲーム機のArcade1upで商品化され、完全移植版*6が自宅で遊べるというとてもうらやましいことになっているようです。いや、ほんとにうらやましい。

しかも人気があるせいか、筐体の形やサイズやカップリングを変えたものなど、ざっと確認できた感じで以下の4つのプロダクトに含まれていまあした。

  • Marvel Super Heroes Arcade Machine
  • Marvel Super Heroes 2 Player Countercade
  • Marvel vs Capcom Head-to-Head Arcade Table
  • Marvel vs Capcom Arcade Machine

どれも日本国内向けに輸入販売する代理店などはないですが、たま小規模の輸入業者さんと思し出品者がヤフオクやメルカリ、アマゾンマーケットプレースなどで販売していることはあります。ものによっては個人輸入も十分現実的だと思いますので、それぞれについて少し調べたメモ書きをまとめておきます。

1.Marvel Super Heroes Arcade Machine

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Marvel Super Heroes Arcade Machine

  • Arcade1upで最初にリリースされたMSH入りの筐体
  • https://arcade1up.com/collections/cabinets/products/marvel-super-heroes-arcade-cabinet
  • 表題のMSHを含む3 in 1
    • Marvel Super Heroes
    • X-Men: Children of the Atom
    • The Punisher
  • Special Editionも存在
  • 個人的な雑感
    • 難易度等のゲーム設定等は全く触れないのが難点
    • eBayでもよく見る為、本体価格は比較的安価で購入できることがあるが、日本国内への輸送費*7を考えるとお買い得度は高くない
    • eBay等で比較的安価で基板のみの形で販売されているもののも見かけるがArcade1upの中でも日本国内で正規に販売されていない第二世代の仕様のため注意が必要。またコントローラーエンコーダー基板もセットで必要になるのでその点も注意

2.Marvel Super Heroes 2 Player Countercade

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Marvel Super Heroes 2 Player Countercade

  • 8インチ液晶の少し小ぶりな筐体のCountercadeシリーズでリリースされたバージョン。
  • https://arcade1up.com/products/marvel-super-heroes-2-player-counter-cade
  • 内蔵ゲームは以下の4 in 1
    • Marvel Super Heroes
    • X-Men vs Street Fighter
    • Marvel vs Capcom
    • The Punisher
  • ゲームレベルやダメージレベルなど最低限のゲーム設定は変更可能
  • 外付けUSBコントローラーが利用可能
  • 個人的な雑感
    • 少し小さめだがそれ故に現在のラインナップの中では一番個人輸入しやすそう -本体価格に加えて 輸送費と諸費用を15,000円程度見込めば輸入できそう?
    • 機能的にも必要最低限備わっている
    • サイズ的にも日本の住宅事情には合いそう

3.Marvel vs Capcom Head-to-Head Arcade Table

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Marvel vs Capcom Head-to-Head Arcade Table

  • 向かい合わせて二人対戦が可能なテーブル筐体タイプのバージョン
  • https://arcade1up.com/collections/head-2-head-cabinets/products/marvel-vs-capcom-head-to-head-arcade-table
  • 内蔵ゲームは以下の8 in 1
    • Marvel Super Heroes
    • Marvel x Capcom
    • X-Men: Children of the Atom
    • The Punisher
    • X-Men vs Street Fighter
    • Marvel Super Heroes vs Street Fighter
    • X-Men: Mutant Apocalypse (SFC版)
    • Marvel Super Heroes: War of the Gems (SFC版)
  • ゲームレベルやダメージレベルなど最低限のゲーム設定は変更可能
  • 個人的な雑感
    • CPS系の2Dマーベルゲーム同梱ゲームとしては満点
    • ゲーム盛りだくさんで一見お買い得感はあるが重量とサイズの問題で個人輸入には向かない
      • 梱包重量は30kg over
      • 輸入用にコンテナ単位で輸入をしてる人はコンテナに空きがあればワンチャン(

4.Marvel vs Capcom Arcade Machine

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Marvel vs Capcom Arcade Machine

  • なぜかオフィシャルサイトに製品ページがないが実際に販売されてるプロダクト
  • 内蔵ゲームは以下の5 in 1
    • Marvel Super Heroes
    • X-Men vs. Street Fighter
    • Marvel Super Heroes vs. Street Fighter
    • Marvel vs. Capcom: Clash of Super Heroes
    • Marvel Super Heroes: War of the Gems (SFC版)
  • Wifi内蔵でネットワーク対戦に対応!
  • 詳細なゲーム設定が可能
    • すべてのゲームかどうかは不明だが少なくともMSHは基板のテストメニューに入って設定変更が可能
    • https://www.youtube.com/watch?v=zKcViDqf-xg の 5:57あたりで解説されている
  • 個人的な雑感
    • ネットワーク対戦機能やテストメニューが使える点でおそらく最高峰
    • 同梱ゲームのラインナップはちょっと惜しい(個人の感想)
      • War of the Gems の代わりにX-Men: Children of the Atom 入れるべきちゃうのという気がしてならない
    • ただし個人輸入する場合は慎重に検討すべき
      • Wifiは日本国内では技適の関係でそのまま使えない(使ってはいけない)可能性が非常に高い
      • 標準でライザーが同梱されているのに加えスツールも同梱で販売されているサイトが多いため、輸入する場合は余計に割高になる可能性がある
        • eBayで最低限の姿で販売されているのがあればチャンスかもしれない

まとめ

Arcade1upでも比較的短期間*8にこれだけ形を変えてリリースされているのはカプコンのMarverl版権ゲームくらいで、根強い人気がうかがえます。

……そしてこのあたりを調べていると……。Countercadeは価格も手ごろ(Amazon.comで$170前後)だし転送業者さん経由の輸送費も(雑に計算してみた感じでは)常識の範囲内で行けそうな感じがしてきたし……で、『これはもう個人輸入するしかないのでは?』という悪魔の囁きが……(今後に続く?)

*1:昨今のMCU作品方面だとMarvelのカタカナ表記は『マーベル』だけど、当時のカプコンのライセンスのやつは『マーヴル』で統一されてた(はず)

*2:あ、シュマゴラスは次の2022年のドクターストレンジでMCUデビューかもしれません

*3:当時のメインストリームだった初代プレイステーションとセガサターンでは処理能力不足で完全な形では移植できませんでした。CPS2ゲームが完全な形で再現できる能力を持ったDreamCastでMARVEL VS. CAPCOMが発売されたときは移植を期待したのですが、結局DCでもPlayStation2でも移植されることはありませんでした……

*4:ゲームセンター自体が閉店・廃業で激減してるためか昔は各地の電気街にあった中古アーケードゲーム基盤を扱う店ももう数えるほどしか残っていません。そのため品物自体が常に市場在庫で見つかるとは限らず、価格もマザーからそろえると下手をすると下でも6万円~、タイミングや状態によっては10万円程度予算をみておく必要があるかもしれません。マザーはともかくROMについてはヤフオクやメルカリなどを定期的にチェックするほうが早いかもしれない感じがします。

*5:ミニチュア……というにはでかくて重いですが

*6:実際にはCPS2版のROMそのままをエミュレータで動かしてるはずなのでので実質的に米国版のアーケード版そのまま

*7:転送業者さんにもよるが3万円程度は見込む必要あり

*8:むしろライセンスの契約期間中に沢山売ってしまおうという思惑という気もしなくもない

ROSONWAYの7ポート セルフパワー USB 3.0 HUB RSH-A375を買った

手持ちのものが手狭になって抜き替えて使うことが増えたので、7ポート以上のものを探して購入。 最近はマイクやらWebCamやらで接続するアイテムが増えてるので10ポートのものと悩んだけどとりあえず現状は7ポートあれば十分足りてるのでこちらを選択しました。

個人的にはポート毎に個別のスイッチが不要なので*1そこだけが不満点だけど、5ポートを超えのセルフパワーで品質がよさそうな製品はどれも個別スイッチがついてる感じだったのでそこは妥協しました。

*1:うっかり当たって切れるのが嫌

RetroFlag Classic USB Controllerのモード切替操作メモ

XInput対応の安価でシンプルなUSBゲームパッドを探していて見つけた、SFCコントローラークローンのゲームパッド「Classic USB Controller」のモード切替操作のメモ*1

  • Xinputモード : Xボタン押しっぱなしでPCに接続。次回以降はXinputモード。(デフォルト)
  • Direct Inputモード : Yボタン押しっぱなしでPCに接続。次回以降はDirect Inputモード。
  • 連射切り替え:L+SELECT+(A,B,X,Y) でON/OFF切り替え(連射はA,B,X,Yのみ)

物自体はコレ: https://retroflag.com/Classic-USB-Controller-J.html 。Aliexpress で一つ$15前後で購入したような記憶。

追記メモ: レトロフリークで使えた

*1:箱に書いてあるけど箱捨てちゃいそうなので

NETGEAR製品を買ったら30日以内に製品登録しないと31日目でいきなり保証切れになってる可能性もあるのですぐ製品登録したほうが良い

NETGEAR製品は、L2スイッチ等であれば家庭用製品で購入日から3年間、業務用のProSAFE製品だと製品シリーズの販売終了日から5年間または購入日から5年間のより長いほう……と、そこそこ長めの保証期間を提供してくれます*1

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写真のProSAFE対応のGS105Eはリミテッドライフタイムサポートで製品シリーズ販売終了から5年サポートしてくれる(製品登録すれば)

しかし少し注意点もあります。それは『購入から30日以内に専用サイトから購入証明書(レシートや領収書の画像やPDF)をアップロードして製品登録する必要がある』点です。 お店が発行するレシートや販売証明書を保持しておくだけでは駄目で、必ず専用のサイトから登録しておく必要があります。

それ怠った場合『保証期間がその当該製品の製造年月から1年間』になってしまいます。 製品全体の製造終了日ではなくその購入したシリアルの個体が製造された日が基準なので、状況によっては結構シビアです。例えば購入した個体が工場出荷後に倉庫や店頭で1年以上眠っていたものだった場合、製品登録せずに30日経過したらその時点でいきなり保証期間が終了してしまうということもあり得ます。

自分もその傾向があるのですが、セールなどの時に購入しつつ未開封の段ボールのまま積んじゃう傾向がある人は要注意かと思います。

 

L2スイッチは、壊れないようで案外壊れたりするものだったりするので*2、もしNETGEAR製品を購入したらすぐ設置しない場合もとりあえず開封して製品登録だけはしておくことをお勧めしたいです。

 

参考: 製品保証について | サポート情報 | NETGEAR

*1:以前はProSAFEは正規ルートでの購入者が使用する限りは無期限に保証してくれてたが少し前からそれはなくなった

*2:経験上、わかりにくい壊れ方することも多くて使ってる当人が壊れてると認識できないことも少なくないですが……(特定のポートだけやたらパケロスするとか一定時間で繋がらなくなるとか切り分けが面倒なことも多々)