Guthrieのチュートリアルを拾い食いしながら数時間触ってみたレベルでの雑感なのであまりあてにならないかもしれませんが、とりあえずメモの意味も込めて。
良いと思った点:LINQ to XMLすげー。
別にSilverlight固有というわけでもないですが(しょっぱなからそんな話題かよ)、このLINQ to XML、すげー便利かも。
今までLINQに関しては、TechEDやデブサミその他で多少見聞きしていた程度で、そういった場でよく例に出されるLINQ to SQLにたいして「局面によっては便利だろうけれど、んー、実際どこまで有効なんだろう?」と、どちらかというと否定的な見方をしていたのですが、今回このLINQ to XMLを見て、考えが変わりました。これは、いい。
LINQ to SQLについてはいまだ「変則的なSQLっぽいもの書くよりも、普通に書いてDataSetかなんかで取ったほうがいいんじゃないの」とか「複雑なSQLには対応できないから、実際の業務アプリでは結構つけるところ限られるんでは?」という疑念が晴れないんですが*1、おそらく他の方法でXMLをパースするより断然直感的でわかりやすいような気がしてきました。
少なくとも、Silverlightではこれしか有効な方法がないと仮定しても*2、特に強いストレスは感じなさそうです。
今まであまり興味が持てずに放置気味だったLINQへの理解を深めるための一歩を踏み出すきっかになってくれそうな感じです。
良いと思った点:DataGirdいい!!
やっぱり、業務アプリを念頭に置くと、スプレッド形式のコントロールは外せません。というか、これがないと実現不可能なものが多くなりすぎる。
私がSilverlight1.0に深く触れていなかった理由の一つも、これがなかったから、という点にあったりします。
細かいところはまだ全然見ていないのですが、これがとりあえず動く状態になっているのは、私としては非常にインパクトが強いことでした。
というか、このGird、WPFにも今のところないですからね。確かそのうちWPFにも搭載予定でったとは思いますが、やっぱり欲しい時は欲しいのです*3。
今後に期待したい点:デザイナ上でのマウスオペレーションでの操作
ベータの、それも2.0バージョンのファーストリリースなので仕方がないのですが、まだこのバージョンではデザイナ上でのマウスオペレーション(ドラッグ&ドロップによる配置移動やサイズ変更など)が機能していません。
また、プロパティウィンドウでのプロパティ設定にも対応していません。
WPFでは普通にできているので、そのうち搭載されるのは間違いないと思いますが、待ち遠しいです。
まだまだ「数時間触ったレベルで何を偉そうに言っとるんじゃい」ってなところではありますが、とりあえず今のところの雑感です。
来週末までには、もっといろいろ触ってみようと思う次第。
いやこれ、今の時点で十分いろいろ出来ますよ。ほんと。