仕事中、偶然眺めていた@ITの記事を見て初めて知りました……。
だがVirtual PC 2004/Virtual Server 2005 R2でマウントできるイメージ・ファイルには、最大サイズが2Gbytesまでという制限がある(正確には2.2Gbytesまでのようである)。これより大きなサイズのイメージ・ファイルをマウントしようとするとエラーとなる。
注意:Virtual PC 2004/Virtual Server 2005でマウントできるCD/DVDイメージは2Gbytesまで
先日、Debianをインストールしようとして、DVDのISOイメージ(わりといっぱいいっぱいなサイズ)を落としてインストールしていたら、途中で読めないモジュールが合って、落とすのを失敗したと思っていたのだけど、たぶん、これに引っかかったっぽいです。
上記の記事では、マウントしようとするとエラーが出ると記述されていますが、私の場合は、ただ特定の(2.2GB以降に格納されている?)ファイルが読めなかっただけで、マウントは出来ていた*1し、ググッて見たところ、同じようにマウント時はなにも言われないけど、読もうとすると特定の箇所でエラーになる、という症状を書かれている方もおられるようなので、必ずしもマウント時にエラーが出るとは限らないのかも。
うーん、そもそもDVDのフォーマットはUDFで、既存のISO9660しかアクセスできないヒト*2からもアクセスできるようにUDF BridgeでISO9660形式でも読み出せるようにしているから、たしか、単一ファイルサイズの上限が2GBになっちゃんだったような……って、それは内部のファイルの話で、イメージサイズ全体の話じゃないような気もするので、やっぱり別の理由なんだろうか……。
対処方は、件の記事にある通り、物理媒体に一度焼き付けて物理ドライブ経由でマウントするか、ホスト上でDaemon Toolsとかでマウントした上で、その仮想ドライブをマウントしてやればOKらしい。当然、物理媒体に焼くメリットは限りなく少ない*3ので、ホストマシンにはDaemon Tools*4必須、という感じかもしれません。
ってか、SP1とかでどうにかならないかな……。
(追記)
SP1ではこの制限がなくなった模様。
まだ実際に試してないので、何ともですが。
*1:出来ているように見えていただけなのでしょうが
*2:というかOSとかドライバとか
*3:と思う。こういうケースの場合。速度も仮想ドライブのほうが圧倒的に速いし。
*4:いや、Daemon Toolsに限定するわけじゃないですけど、他を選ぶ理由もあんまり無い気もします。