Silverlight3以降では、ブラウザ外実行モード(OOB、out-of-browser)が備わっています。
これはSilverlightアプリケーションをローカルにインストールして利用できるモードで、AdobeのAIRのようなものと理解すれば良いかと思います。
アプリケーションをブラウザ外実行させるには、プロジェクトのプロパティで設定を行ってやる必要があります。
<手順>
- プロジェクトのプロパティを表示する
- Silverlightタブを表示する
- 『アプリケーションのブラウザー外実行を有効にする』のチェックをオンにする
1.プロジェジェクトのプロパティを表示する
ソリューションエクスプローラからプロジェクトのコンテキストメニュー経由、もしくはメニューバーの[プロジェクト]−[<プロジェクト名>のプロパティ]等から、プロジェクトのプロパティ画面を表示します。
2.Silverlightタブを表示する
プロジェクトのプロパティにて、Silverlightタブを表示します。
以上の手順を行い実行し、クライアント領域内で右クリックすると、コンテキストメニューに『このコンピューターに<アプリケーション名>をインストールします』のメニューが表示されるなり、これを使ってインストールすると、ブラウザ外実行させることが出来るようになります。