PCを買い替えたのでメモ*1。
MBPが膨らんだ
2014年末から4年少々使ってきたMacBook Pro Retina 13 Mid 2014が、バッテリーが膨張して筐体が歪んでくる感じになってきたのでPCを買い替えました。 底面が膨らんでゴム足が地に着かずグラグラするし、キーボードのあたりも膨らんでピッタリ閉まらない感じに。キーボードやトラックパッドに支障が出るのも時間の問題かなという具合。
元のマシンでもCPUスペック的には今の仕事上はそこまで不満はないので修理も検討したものの……。仕事で使っているメインマシンなので手元に無い期間があるのは都合が悪いのと、ストレージ容量とGPUの点では少々物足りなさを感じていたこともあり、結局買い替えることにしました。
現状の用途的にmacである必然性はなくまた最近のmacはミドルスペックよりの上にするとWindows機より割高になりがちであるため(そして実際に試算した結果高かった)macは選択肢から外しました*2。
MSI PRESTIGE : PS63 Modern 8SC 035JPを選択
当初はLenovo X1 Extreamを検討していたのだけど、最終的にMSIのPS63 Modern (PS63-8SC-035JP)の購入に至りました。 最終的な決め手の一番大きな部分は価格でしたが、途中いくつか対比して悩んだポイントはありました。しばらく使った後にチョイスがどうだったか見通せるように比較したポイントをメモしておきます。
- CPU
- X1 Extream : Core i7-8750Hまたは8850H
- PS63-8SC : Core i7-8565U
- X1 Extreamが断然上だが自分の用途では8565Uで特に困ることはなさそう(件のMBPのCore i7でそこまで困ってない)
- メモリ
- X1 Extream : 上限64GB
- PS63-8SC : 上限32GB
- 規格的にはDDR4-2666で同じ、64GB積めるのはとても魅力だが用途的には32GBは十分妥協ライン。
- SSD
- X1 Extream : 1st、2ndスロットともM.2 NVMeが利用可能
- PS63-8SC : 1stスロットはM.2 NVMe、2ndスロットはM.2 SATA
- 現状を鑑みれば取りあえず1TBのNVMeが一本入れば十分妥協ライン
- GPU
- X1 Extream : NVIDIA GeForce GTX 1050Ti
- PS63-8SC :NVIDIA GeForce GTX 1650 Q-MAX
- PS63-8SC のほうが若干上*3だがどちらでも問題なし
- 重さ
- X1 Extream : 約 1.71kg
- PS63-8SC : 約1.6Kg
- 普段車移動だし有意な差ではないと判断
最初に書いた通り、最終的には価格が最大の決定要因でした。SSDとメモリの容量を双方同じにすると、CPUだのが違うので当たり前ではあるのですがクーポン等利かせてもX1 Extreamのほうが5万円以上高くなり。 PS63-8SCのほうはOSにWindows 10のHomeしか選べないのですが、購入後にProにアップグレードする価格を差し引いてもまだ4万円以上安い感じでした。
もちろん、見た目のスペック以外でも、例えば頑丈さとかメンテナンス性、あと純正のポートリプリケータ的なオプションなどX1 Extreamには利点が多いです。たぶん、東京で毎日持ち歩いて電車に乗るならX1 Extream選んでたと思います。
購入した物の大まかなスペック
BTOでいくつか変更しつつ、購入したものの大まかなスペックは以下
パーツ | スペック |
---|---|
本体 | MSI PRESTIGEシリーズ PS63 Modern 8SC PS63 8SC-035JP |
CPU | Core i7-8565U |
メモリ | 32GB (16GBx2) - SanMax DDR4-2666 SO-DIMM Micron 1.2Volt |
内臓GPU | Intel UHD Graphics 620 |
外部GPU | NVIDIA GeForce GTX 1650 with Max-Q Design 4GB |
ストレージ | Intel SSD 760p 1TB M.2 / NVMe (PCIEx Gen3 x4) |
無線 | Wireless-AC 9560 (2*2 a/c)+Bluetooth 5 |
画面 | 15.6インチ 1920x1080 ノングレア |
OS | Windows 10 Home 多言語版 |
なおOSは購入してすぐ、Microsoft StoreでPro版へのアップグレード権を購入してアップグレードしました*4。
到着から開封の儀
注文したのが5月15日ころ、手元に届いたのが5月25日ころでした。当初「納期に2-3週間かかるかも」という返事があり、日に日に膨らみを増す(ように思えた)MBPを抱えて戦々恐々としてましたが思ったより早く届いて胸をなでおろしました。
ちょうど家人が誰もいな日に届いたのでいくつか開封の儀を行いつつ写真をとったので少し載せてみます。
緩衝材が入った段ボール箱を二つほど開けるとこんな感じの化粧箱が入ってました。ちょっとmacインスパイアぽい感じがしなくもない。
右にちょっと映ってる四角柱状の箱にはACアダプタとか付属品がいくつか入っていて、その中身がこれ。ACアダプタと電源ケーブル、あとUSB Type-Aの有線LANコネクタ。そう、有線LANコネクタ同梱されてました(スペックシートに書いてないので書いておいてほしい感はある)
ACアダプタはちょうど件のMBPのものと同じくらいのサイズ。ケーブルの接続部は〇三つの、いわるゆ「ミッキープラグ*5」。
化粧箱の中にはこんな感じでビニール袋と不織布の袋に入ったPC本体が。
化粧箱の中はこんな感じ。シンプル。あと、やっぱりなんだかmacインスパイヤぽい(
天板を上から見た感じ。エンブレムが厨二感を醸し出す?
キーボードレイアウトは右の方に若干癖が。トラックパッドの左上のあたりにあるのは指紋センサー。電源ボタンは中央上部、ディスプレイのヒンジのところ。
使ってみた雑感
- 思ったより軽い印象を受けた。MBP 15よりは軽いし、15インチの中では実際軽い部類ではと思う。
- キーボードはちょっと癖がある。ちょいちょいHomeとBacspaseを押し間違う日々。ただMBPの時と違ってbackspaceと間違って電源ボタン押すことは絶対にない安心感はある。
- トラックパッドは良好な印象。今まで自分が使ったWindows PCのトラックパッドの中では最もい印象だった。
- GPUを酷使するようなことはしてないのでそっち方面の感想は特になく。Steamで買って積みゲーになってたDEAD RISING 3が満足にできてるので今のところ文句はない。
- 二枚目の外付けディスプレイをつなげるためにUSB Type-Cのアダプタを購入。
- ARKTEK USB C → HDMI DVI VGA 4-in-1アダプタ、タイプC(オス)マルチ ビデオ コンバータ、USB 3.0(メス)ポート、2K 1080P MacBook Pro 2018/2017、MacBook Air 2018、Surface Book 2、Galaxy S9 など対応(アルミ ケース、銀色)
- アナログRGBでは普通に使えている
- DVIではOS上は認識されているもののディスプレイには信号が来てなかった
- 忙しくて切り分けできてないので原因がわからないが、DVI使いたい人はこれ買わないほうがいいと思う。
ちょっとはまった点
最初に一点だけ混乱したのが、向かって左側にあるQUICKチャージ対応となってるUSB Type-A端子。
最初何の気なしに普通のUSBのマウスを指してみると……認識しない。試しにスマフォを接続すると、充電は開始するものの機器としては認識されずデータ同期もできない。ほかのUSBメモリやマルチカードリードライターなど接続するもやはり認識せず。
『もしや初期不良……?』などと少し焦りながら調べてみると、どうやらその端子は付属のユーティリティーで「通常の(機器を接続して使う)端子」か「急速充電専用端子」かどちらかのモードを選択してやる必要があるとのこと。なるほど?
付属のユーティリティ「Creator Center」を起動し、[システムチューナー]の[QC3.0]の項目を「データ同期モード」にしてやることで通常のUSB3.0端子として問題なく使えるようになりました。
まとめ
まだ使い始めて2週間程度で、今までと変わって使い方をしてないので何とも言えないですがとりあえずは問題はなく快適です。 快適にプレイできてますし、その他不満は今のところなし。
またしばらくたって思うところが出てきたら追記するかもしれません。