この度…というかお盆前に、家庭内サーバを新調しました。
スペックとか
サーバと言っても、普通のショップブランドのタワー型PCです。
この、ドスパラ製のモナーク64というモデル( http://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime/2/56/3208/0/ )です。
少し前に私のTLでは話題になっていたコレ、メモリ64GB+Core i7 3820で10万切るというものです。チップセットがSunday-Bridge世代のX79と、今の最新からは一世代古い感じですが、最新を求めるのでなければ十分だなと思いました。SATA3も載っていますし、USB3.0ポートもありますので、家庭内のHyper-Vの母艦としては十分と判断しました。
今回はこれをメモリを32GBに減らすなどのカスタマイズをして、9万を切る価格で購入しました。
ちなみに、サイト上ではMBが何になるかは確認できませんが、私の手元に届いたのはMSIのマザーでした。また、グラフィックもカスタマイズ画面を見ると NVIDIA GeForce 210 512MBとなっていますが、実際に届いたものは1GBのGeForce 210でした。型番等を下記に掲載しておきますが、おそらく在庫状況などによって変わると思いますので、状況次第で変わる可能性はあると思います。参考程度にしてください。
- マザー
- メーカー:MSI
- 型番:X79A-GD65(8D)
- グラフィック
- メーカー:玄人志向
- 型番:GF210-LE1GHD/D3
- オプションで追加した2TB HDD
- メーカー:シーゲート
- 型番:ST2000DM001
なお、結果論ですが、このマザー(X79A-GD65(8D))はメモリスロットが8本で、メーカーの公式スペック上は最大128GBまでいけるみたいです。CPUはXeonはサポートしないみたいでおそらくCore i7-3960Xどまりですが、家庭内でちょっとしたことする程度なら、それなりに長い間使えそうな予感はします。
<備考>
もしこのPCをHyper-Vの母艦として使いつつ、RemoteFXを使いたい場合、ビデオカードを一つ上のGeForce GT620にしておくことをお奨めします(理由は翌日のエントリで書く予定)
Windows Server 2012 RCでIntelのNICドライバをインストールする
OSはWindows Server 2012 RCをインストールしました*1。
どのみち各種環境はHypre-V上で構築するので、いつでもホストのOSは入れ替えれますしね。
NICが見つからない!?
おおむね順調にインストールできたのですが、一点だけ、すんなりいかないことがありました。IntelのNICドライバのインストールです。
このマザーに搭載されているIntelのNICは82579Vで、一見、こちらからダウンロードしてインストーラを実行すればよさそうなのですがうまくいきません。インストーラがNICの存在を認識できていないような状態です。
解決策
これはどうやら、ドライバのinfファイル内でWindows Server 2012 RCの定義が足りいないために引き起こされているようです。
ちょっと検索してみると、解決策はすぐ身につかりました。
下記のサイトを参考に、infファイルに記述を追加してやればOKでした。
- Intel 82579V Gigabit Network を Windows Server 2008 R2 で認識させる
- 2008 R2での記述ですが、概要はこちらが参考になります。
- 対象OSが違うので、具体的なファイル名や箇所は異なります。それについては次のリンク参照。
- http://www.ivobeerens.nl/2012/08/08/enable-the-intel-82579v-nic-in-windows-server-2012/
- 具体的な記述の変更や操作はこちらを参照。
- 最初にbcdeditで、変更されたドライバのインストールができるようにしておく必要があるので忘れないように(最後に元に戻すのも忘れないように)。
ドライバが正式にバージョンアップしたら不要になる、期間限定のTIPSですが、次もまた似たようなことが起こりそうな気がするので、メモしておきます。