きよくらの備忘録

「三日坊主と呼ばせない!日記」改め。主にソフトウェア開発関連の話題。

The Incredible Machineシリーズの後継ゲーム、Contraption Makerを5歳児にやらせてみたら気に入った模様

Contraption Maker を買った

所謂『ピタゴラ装置』的パズルゲームでContraption Maker というのがあるので買ってみました。

f:id:kiyokura:20210119121627p:plain

往年の名作ゲーム『The Incredible Machine(以下、TIM)*1』を知ってる方だと、その後継ゲーム*2といえば話が早いかもしれません。

"Contraption"という単語をよく知らなかったのですが、辞書を見てみると "珍妙な/奇妙な/工夫された仕組み/装置"みたいなニュアンスの単語と書いてありました。そのまんまという感じですね。

 

Steam版と直販版があり私は直販版を購入しました*3が、特に理由がない人はSteam版で良いと思います。Steamでは大型セールでディスカウントされて半額くらいになることも多いようなので、そこを狙ってもいいかもしれません。 store.steampowered.com

なお直販版を購入したい場合はオフィシャルサイトの「buy now!」をクリックし、案内に従って決済するとインストーラーとレジストリキーを案内されます。 contraptionmaker.com

 

発端:The Incredible Machine を発掘したものの……

事の発端は、最近うちの5歳*4の息子が(物理的な)ピタゴラ装置作りに目覚めたっぽいので懐かしのTIMをやらせてみたらハマるかも?と考え蔵を漁って2枚ほどTIMのメディアを発掘したこと……でした。

正直いつ買ったどのバージョンなのか覚えてないようなものだったので当初は「エミュレータを挟まないと64bit版Windows 10では動かないかも??」とも思いましたが、これらは後発のバージョンでWindows 2000対応だったことも幸いしそのまま特に設定をいじることなく64bit版 Windows10で動作しました*5

とはいえやはりDOS版のゲームのシステムをそのまま引きずってる20年前のゲームなためシステム的にちょっと古めであること、最後発あたりのバージョンのため上級者向けの問題が多いこと、インストールしてもCD-ROMがセットされていなければプレイできないこと等々……あるため、そのまま息子氏にやらせることは断念しました。

TIMの後継作、Contraption Maker

さらに調べてみた結果でTIMの開発者が作成した同じコンセプトのゲーム『Contraption Maker』を知りました。2014年リリースらしいので結構前からあったようなのですがノーチェックでした……。

実際やってみるとTIMをやったことがあれば特に迷うことなくできるし、チュートリアル問題も過去のTIMより親切丁寧です。日本語版は無いので当然英語ですが、中学生レベルの英語が分かれば特に問題ないですし、チュートリアルがよくできているのでカンと試行錯誤でも乗り切れるかもしれません。

内蔵されてるパズル問題の中にはTIMにあったものを移植したようなのもありました。これとか、TIMの最初の問題とほぼ同じ構成です。

f:id:kiyokura:20210119114210p:plain
Contraption Makerの初級問題にあるパズル

f:id:kiyokura:20210119122051p:plain
初代The Incredible Machineの最初の問題

あらかじめ組み込まれたパズル問題も多いし、ネットで公開されているユーザーコミュニティーが作成した問題もあるし問題の自作もできるので無限に遊べそうです。自由度の高いsandboxも楽しい。

息子はそれなりにはまった模様で、英語が読めないので完全に自力ではできませんがそれなりに推測したり私に達成目標を意味を聞いたりしながら楽しんでます。これを肴に少しづつ英語に慣れる&単語覚えるとかにならないかなーとか淡い期待も抱きつつ……

f:id:kiyokura:20210119123813p:plain
この程度の英語が読めれば問題なく楽しめる

余談

OneDriveの設定によっては起動に失敗する?

インストール直後、起動しようとしても無反応で起動しないという症状に遭遇しました。当初は権限関係を疑いましたが結論としてたOneDriveの最近デフォルトで設定できるようなったドキュメントフォルダのバックアップ設定関連でした。これについては(気が向いたら)別途書こうかと思いますが、もし同様の症状で悩んでいる方は「OneDriveの設定でドキュメントをバックアップ対象から外す」ととりあえず起動するようになるかもしれません。

旧作The Incredible Machineをプレイしたい方へ

なおThe Incredible Machineシリーズ、探してみると英語版であればInternet ArchiveやらDos game Archive等々で無料配布されてたりブラウザ上のDOSゲームエミュレータでプレイできたりする……ようなのですが著作権的にクリアなのか私には判断できなかったのでリンクは避けます。

GOG.comには何本かセットになったThe Incredible Machine Mega Pack というパックが$9.99 で販売されているのを見つけました。他のGOG.comのゲームと同様DRMフリーです。 www.gog.com

*1:昔、アスキーの出していた雑誌(ムック?)「Tech Win」に日本語版の「インクレディブル・マシーン」の体験版がついててそれでやった人も多いかも

*2:基本的なゲーム性が同じですし、主な開発者が同じ方だそうです

*3:家族共用PCに5歳の息子が自分のアカウントでサインインして自分で勝手にプレイするのを想定しているため(Familiy Safetyで管理はする)、DEAD RISINGやらBIO HAZARDやらも購入してる私のアカウントでSteamにサインインさせっぱなしにするわけにもいかず、かといって13歳未満の彼は自身のSteamアカウントを規約上作成できないという理由で今回はSteam版はあきらめた

*4:…といっても来月で6歳になるのでほぼ6歳

*5:20年前のゲームがサクッと動く、Windowsの互換性維持はほんとすごい